鳥取県三朝町にある 三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)。
その奥院であり、日本でも唯一無二の“絶壁に建つ国宝”として知られるのが 投入堂(なげいれどう) です。
断崖の窪みに建てられた神秘的な姿は、鳥取を代表するパワースポット。
険しい山道を登り切った先に見える投入堂の姿は、まさに“神域”そのもの。
この記事では、
投入堂の魅力・登山ルート・服装・注意点・アクセス を、初めての人でも安心できるよう徹底解説します!
三徳山三佛寺とは?
修験道の聖地として1300年以上続く霊場
標高899.7mの三徳山は、古来から山岳信仰の場として修験者が修行をしてきた場所。
本尊として祀られているのは
- 阿弥陀如来
- 釈迦如来
- 大日如来
の三尊で、三佛寺の名もここから来ています。
山内には、手つかずの自然林や文殊堂・地蔵堂など多数の文化財が点在し、深い森の空気が漂います。
「古来の山岳信仰がそのまま残る稀有な場所」として、多くの参拝者が訪れます。

国宝「投入堂」とは?
絶壁に“投げ入れられた”と伝わる謎の建築物
投入堂は、断崖の窪みに建つ小さなお堂。
崖下は落差数十メートル。どうやって建てたのかは現在も謎に包まれています。
建築伝承では
「修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)が法力で建物ごと投げ入れた」
と言われ、その神秘性がさらに人気を高めています。
屋根の優雅な反り、柱の構成、全体のバランスは芸術性が非常に高く、
“唯一無二の崖上の国宝” と呼ばれています。
登山が難しい人は「投入堂遙拝所」へ
麓にある 遥拝所(ようはいじょ) からでも投入堂を遠望できます。
双眼鏡の貸し出しもあり、崖に張り付くような姿をしっかり確認できます。
三徳山の登山ルート
想像以上に険しい“本気の山道”
三徳山の登山は、一般的なハイキングとは全く別もの。
傾斜50度以上の崖を登る場面もあり、木の根や岩をよじ登る“本物の修行道”です。
■特徴
- 片道約1.3kmの短距離ながら難所だらけ
- 木の根、岩場、鎖場を登る
- 雨天・積雪時は入山禁止
- 小学生未満・75歳以上は入山不可
- 1人登山は禁止(必ず2名以上)
ただし、ガイド同行や事前準備をしっかりすれば安全に登れます。
入山手続き・料金
●受付時間
8:00〜15:00(必ずここまでに受付)
●料金
志納金
・大人:400円
・小人(小中学生):200円
入山料
・大人:800円
・小人:400円
※本堂裏の登山事務所で受付
必須の服装・持ち物
投入堂参拝は“観光”ではなく“山登り”。
服装を誤ると滑落の危険があります。
✔必須
- 滑りにくい登山靴 or 運動靴
- 軍手(現地販売あり)
- 帽子
- タオル
- 水分
※杖・金具付きスパイク靴は禁止
※ワラぞうりは現地でも購入できます(OKシューズ)
✔服装のポイント
- 動きやすいスポーツウェア
- コンプレッションタイツがあると下りが楽
- リュックは軽量に。両手は常に使うので必須
所要時間の目安(モデルスケジュール)
登山〜下山まで約3時間30分
▼モデルコース
9:00 宿 or 三朝温泉出発
9:15 三徳山専用駐車場到着
9:50 登山口で準備体操
10:00 登山開始
12:00 投入堂参拝
13:00 下山・靴洗い
14:00 温泉地へ戻る
▼早朝スタートが絶対おすすめ
ツアー客が増える時間帯になると、
登山道が“渋滞”して危険なエリアで詰まります。
朝イチの登山がもっとも安全でスムーズ。

アクセス
- JR倉吉駅 → 路線バスで約40分
- 中国自動車道・院庄IC → 車で約50分
- 米子自動車道・湯原IC → 車で約50分
おわりに|鳥取で最も“本気”のパワースポットへ
三徳山三佛寺の投入堂は、
鳥取で唯一、“自分の足でたどり着いて初めて出会える国宝”。
断崖に立つ圧倒的な存在感、山道に満ちる神聖な空気、
そして頂で見る投入堂の姿は、まさに人生の思い出に残る体験です。
・本格的な登山
・パワースポット
・歴史ロマン
・絶景
これら全部をまとめて味わえる場所は、日本中探してもここだけ。
鳥取を訪れるなら、ぜひ挑戦してみてください!
